ジャンルに合ったプロンプトを使うだけで、AIが生成するシーンの質は大きく変わります。
「プロンプトどう書けばいいかわからない」と感じるとき、多くの場合ジャンル特有の情報が足りていないことが原因です。
この記事では、スポーツ・学園・異世界・バンドの4ジャンルに絞って、コピペで使えるプロンプトを一問一答形式でまとめました。
ジャンルごとに「伝えるべき情報」が違う
AIは「夢小説を書いて」と言われても、どんな空間で何が起きているのかを知りません。
学園ものの放課後なのか、異世界の王宮なのか、ライブハウスの楽屋なのか。
その場の空気感は、こちらから渡さないと補ってもらえないのです。
私がいろんなジャンルで試してきた感覚では、競技名・場所・シーン名の3点セットが揃うと、AIが生成する文章のトーンが一気に変わります。
4ジャンル別コピペOKプロンプト一問一答
スポーツ系はシーン指定で変わる
Q. スポーツ系の夢小説で、試合の緊張感が伝わるシーンを書くには?
スポーツ系でありがちなのは、「バスケ部の話を書いて」と伝えるだけで終わること。
競技名だけだとAIは「練習シーン」か「試合シーン」かを決められず、どこか焦点のぼやけた文章になりがちです。
試合後・逆転直後・引退試合のような「シーンの温度」を加えると、文章の密度が変わります。
以下のプロンプトをそのままコピーして使ってください。
[推しの名前] と [あなたの名前] だけ書き換えればOKです。
以下の設定で夢小説を1,000字前後書いてください。
【キャラクター】
- 推し: [推しの名前](バスケ部のキャプテン・ポイントガード)
- 主人公: [あなたの名前](同じ高校の生徒・バスケ部のマネージャー)
【場面】
- 試合後の体育館・後片付けが終わった後の静かな時間
- チームが逆転勝利した直後で、[推しの名前]はまだ余韻の中にいる
【トーン】
- 緊張感が少し溶けた、静かで柔らかい雰囲気
- セリフより心情描写を多めに
- 「〜だった」など過去形の地の文で
※ 出力は毎回変わります。気に入ったフレーズを残してリライトしてください。Code language: plaintext (plaintext)
出力例(ChatGPTで実際に生成):
体育館に残った汗の匂いが、少しずつ冷えた空気に溶けていく。[推しの名前]は床に置いたタオルを拾い上げ、ようやく私の方を向いた。「……来てたんだ」それだけ言って、また視線を外した。
※ 出力は毎回変わります。
学園系は「日常シーン」指定が効く
Q. 学園系で、気持ちが伝わる自然な会話シーンを出すには?
学園ものはシーンの候補が多い分、指定しないとAIが迷います。
放課後なのか、授業中なのか、文化祭の準備中なのか。
「学校」の中だけでは、場面を絞れないのです。
「放課後・教室・二人きり」のように場面名を一言で渡すだけで、生成される会話のリズムが変わります。
以下の設定で夢小説を1,000字前後書いてください。
【キャラクター】
- 推し: [推しの名前](同じクラスの男子・少し不愛想だけど優しい)
- 主人公: [あなたの名前](クラス委員)
【場面】
- 放課後の教室・二人きり
- 当番で居残りをしていたら、[推しの名前]も忘れ物を取りに戻ってきた状況
【トーン】
- 会話メインで、テンポよく
- 少しドキドキしているけど、まだ距離感がある段階
- セリフの後に短い心情描写を入れて
※ 出力は毎回変わります。Code language: plaintext (plaintext)
「忘れ物を取りに来た」この状況設定がポイントです。
理由があって二人きりになる状況を渡すと、会話の自然さが上がります。
異世界系は世界観を先渡しすると安定
Q. 異世界系で、キャラが崩れずに書いてもらうには?
異世界ものは、世界観の説明をサボると一気にキャラがぶれます。
「魔法があるのかないのか」「身分差があるのかないのか」。
この2軸を渡さないと、AIが独自に補完してしまうのです。
私の場合、世界観の2行説明を冒頭に必ず入れるようにしてから、キャラ崩れが明らかに減りました。
以下の設定で夢小説を1,000字前後書いてください。
【世界観(必ず読んでください)】
- 魔法あり・身分制度あり
- [推しの名前]は第一騎士団の団長・貴族出身
- 主人公([あなたの名前])は平民の文官見習い
【場面】
- 城の中庭・夕暮れ
- [推しの名前]が珍しく一人でいる場面に主人公が偶然通りかかった
【トーン】
- 身分差を意識した緊張感の中に、少し柔らかい瞬間を
- 地の文は三人称・主人公視点で
- [推しの名前]のセリフは短め・凛とした言葉遣いで
※ 出力は毎回変わります。Code language: plaintext (plaintext)
バンド系プロンプトを実際に試した
バンド系でライブシーンを指定したとき、最初は「ギターを弾いた」「会場が沸いた」、表面的な描写しか出てこなかった。
演奏中の描写はAIが苦手なんだと気づいてから、ライブ後の楽屋に絞るようにしたのですが、文章の密度が全然違いました。
Q. バンド系でライブのドキドキ感が伝わるシーンを書くには?
余韻の中にいるキャラは、普段より本音が出やすい状態です。
「演奏中」より「ライブ後・楽屋の静かな時間」を指定する方が、感情の描写が深くなります。
以下の設定で夢小説を1,000字前後書いてください。
【キャラクター】
- 推し: [推しの名前](バンドのボーカル)
- 主人公: [あなたの名前](バンドのスタッフ兼サポート)
【場面】
- ライブ後の楽屋・片付けが終わった後の静かな時間
- [推しの名前]はまだライブの余韻の中にいて、少し無防備な状態
【トーン】
- 普段はクールな[推しの名前]が少しだけ素の顔を見せる瞬間
- 照明が落ちた楽屋の雰囲気を丁寧に描写
- セリフは少なめ・余白を大切に
※ 出力は毎回変わります。Code language: plaintext (plaintext)
「演奏中」ではなく「ライブ後の楽屋」を指定するのが、このジャンルのコツです。

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AIへの指示をより的確にしたい方に、深津式のプロンプト設計論を体系的に学べる本です。
よくある質問
Q. どのAIでも使えますか?
ChatGPT・Claude・Geminiのいずれでも使えます。
コピペして、[推しの名前] と [あなたの名前] を書き換えるだけで動きます。
ツールごとに出力のトーンが変わるので、気に入った方を使い続けるのがおすすめです。
Q. そのままコピーして使える?
問題ありません。
そのまま使う前提で作っています。
AIの出力は毎回変わります。
気に入った表現だけを残して自分でリライトすると、より「自分の作品」らしい仕上がりになります。
プロンプトは最初の素材を引き出す道具として使うのがおすすめです。
Q. 他のジャンルにも使えますか?
ジャンル名・場所・シーン名を差し替えれば他のジャンルにも応用できます。
「歴史もの」なら時代設定と身分を渡す、「アイドル系」なら握手会や移動中など具体的な場面を指定する。
基本の構造は同じです。

まとめ
ジャンルに合ったプロンプトを使うポイントは、「ジャンル名」だけでなく「場所・シーン・感情の方向性」の3点を渡すことです。
スポーツ系は試合のシーン温度を、学園系は二人きりになる状況の理由を、異世界系は世界観の2軸を、バンド系はライブ後の楽屋を。
それぞれ一言加えるだけで、AIが生成する文章の質が変わります。
まずは好きなジャンルのプロンプトをコピーして、推しの名前を入れて試してみてください。
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