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夢小説×AI 投稿サイト別ガイドライン一覧|2026年版

夢小説をAIで書いて、投稿サイトにアップしようとしたとき、「これって規約的に問題ないの?」と手が止まる方は少なくありません。

投稿サイトによってAI利用の扱いはばらばらで、「OK」「NG」「要申告」が混在している状況です。

しかも規約は更新されるため、今日正しい情報が明日には古くなることもあります。

この記事では、2026年3月時点の情報をもとに、主要サイトのAI利用方針を整理しました。

各サイトへのリンクを掲載しているので、投稿前の最終確認にも使ってください。

目次
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まず知っておきたい:夢小説×AI投稿の2つの権利問題

AIで夢小説を書いて投稿するとき、権利の問題は実は2層になっています。

混同したまま進むと、規約違反の見落としが起きやすいので、整理してから各サイトのルールを見ていきましょう。

1層目:AIが生成した文章の著作権

日本の著作権法では、人間の創作的な表現に著作権が認められます。

AIが出力した文章をそのままコピーした場合、「人間による創作的寄与」が薄いと判断され、著作権が発生しないか非常に弱くなると考えられています(文化庁の見解も同方向)。

ただし、プロンプト設計・構成・編集に自分の意思と判断が入っていれば、その部分には著作権が生じる可能性があります。

「AIを使ったから自分の作品じゃない」ではなく、「どれだけ自分の手が入っているか」が判断軸です。

2層目:原作の著作権と二次創作

夢小説はキャラクターや世界観を借りた二次創作です。

AIに「〇〇(作品名)のキャラで書いて」と指示する場合、その出力には原作の著作権が絡みます。

二次創作そのものが日本では「暗黙の許容」でグレーゾーンとされているなか、AIを使うことでそのグレーが濃くなる可能性があります。

特に原作側が二次創作ガイドラインを公開している場合、AI利用の可否が明記されているかどうかを確認することが重要です。

この2層を頭に置いた上で、各投稿サイトのルールを見ていきます。

主要投稿サイト別:AI利用ガイドライン一覧(2026年3月時点)

各サイトの方針を、夢小説投稿者が知りたい3点に絞って整理しました。

「AI使用の可否」「申告・明記ルール」「注意点」の順に見ていきます。

※ 規約は随時更新されます。

投稿前に必ず各サイトの公式ページで最新情報を確認してください。

pixiv(ピクシブ)

pixivは小説も投稿できるプラットフォームで、2023年以降、AI利用に関するガイドラインを段階的に整備してきました。

項目内容
AI利用メイン投稿は可(条件付き)
申告ルール「AI生成作品」チェック必須
禁止サービスpixivリクエスト・FANBOX は禁止

「制作過程のほぼすべてをAIが生成した作品」には、投稿時に「AI生成作品」のチェックボックスをオンにする義務があります(pixiv公式ガイドライン)。

チェックが漏れると、pixiv側が自動判定でラベルを付与するケースもあります。

注意が必要なのは「なりすまし禁止」のルールです。

特定のクリエイターの画風・文体を模倣したAI作品を継続投稿することは、故意・過失を問わず禁止されています。

なろう/ノクターン/ムーンライト

「なろう」グループ3サイトは、利用規約にAI生成の明文化された禁止条項を設けていません。

項目内容
AI利用明確な禁止なし(条件付きで許容)
申告ルールあらすじへのAI使用明記を推奨
必須条件投稿者自身による加筆修正が必要

2022年の運営への問い合わせ回答では、「あらすじにAI使用を明記し、使用したAIツールの利用規約リンクを貼ること」「AI生成文の丸ごと転載ではなく、投稿者自身が手を加えること」が条件とされました。

また2024年5月の規約改訂で「ユーザーが構想及び執筆し」という文言が追加されており、完全AI自動生成の投稿は規約の趣旨に反するとも読めます。

ノクターンノベルズ・ムーンライトノベルズも同グループのため、同様の方針が適用されると考えられます。

カクヨム(KADOKAWA)

カクヨムは2025年以降、AI利用の透明性確保を重視した方針に変化しています。

項目内容
AI利用補助的利用は可
申告ルール推奨タグの使用を強く推奨
コンテストタグ付けが必須(記載なしは応募不可)

公式が推奨する3種類のタグがあります(カクヨム公式お知らせ)。

「AI本文利用」(本文の大半がAI生成)、「AI本文一部利用」(本文の一部がAI生成)、「AI補助利用」(プロット・校正などへの補助利用)の3種類です。

コンテスト応募時はタグ付けが必須となっており、未記載の場合は応募自体が認められない可能性があります。

ノベルアップ+

ノベルアップ+は主要サイトのなかで最も明確なAI生成ガイドラインを設けているサイトのひとつです(ノベルアップ+公式ガイドライン)。

項目内容
AI利用可(投稿時に「AI生成作品」チェック必須)
ランキング応援ランキングから除外
コンテスト原則参加不可

「文字情報のすべて、もしくは大部分をAIを利用して作成した作品」がAI生成作品の定義です。

プロット出しやタイトル検討などの補助的な使用は対象外とされています。

作品カードに「AI」アイコンが自動表示されるため、読者側から見ても区別できる仕組みになっています。

ハーメルン

ハーメルンは二次創作に特化した投稿サイトで、2026年3月時点でAI生成に関する独立したガイドライン文書は公開されていません。

項目内容
AI利用明文化された禁止なし
申告ルール公式の明記ルールは未確認
推奨対応あとがきや注意書きへの自主的な明記

明文化されていないからといって「何でもOK」ではありません。

ハーメルンの規約にある「他者の権利を侵害しない」の条項はAI生成の文脈でも適用されます。

実態として、読者コミュニティ内でAI生成作品への反応はさまざまです。

自主的な注意書きは読者との信頼を守る意味でも有効です。

プリ小説(STORIALAB)

プリ小説は若年層の夢小説ユーザーが多いサービスです。

AI生成作品に特化したガイドラインの公式発表は2026年3月時点で確認できていません。

他サイトと同様に、利用規約の「権利侵害禁止」「虚偽情報の禁止」が基本的な制約になります。

投稿前に必ずプリ小説の最新ガイドラインを確認してください。

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夢小説でAIを使うとき、私が毎回確認する3つのこと

ここからは少し実践寄りの話をします。

規約を確認したとしても、「じゃあ何をどこまでやれば問題ないの?」と迷う部分は残ります。

私が夢小説にAIを使うとき、実際に確認しているのは次の3点です。

1. 投稿先サイトの規約を確認する

まとめサイトの情報は半年で古くなることがあります。

各サイトの「ガイドライン」「利用規約」「よくある質問」ページを直接確認する習慣をつけるのが一番確実です。

特にコンテストや公式イベントへの参加を考えているなら、必ず一次情報にあたってください。

2. 原作のAIガイドラインを確認

ゲームや漫画の公式が「二次創作ガイドライン」を公開している場合、そこにAI利用への言及があるかどうかを確認します。

2024〜2025年にかけて、AI利用を明示的に禁止するガイドラインを追加した版権元も増えています。

「以前は何も書いていなかった」サイトが更新されていることもあるので、定期的な確認が必要です。

3. 自分の手がどれだけ入っているか

規約の問題だけでなく、「これは自分の作品と言えるか」という問いは、投稿を続けるうえで自分自身との約束になります。

AIが出力したものをそのまま投稿するのと、AIを素材として自分で組み立て直すのでは、まったく異なります。

構成、プロンプトの設計、文章の取捨選択、最終的な言葉の選び——そこに自分の判断があれば、それは間違いなく自分の創作です。

よくある質問

Q. AI作品には注意書きが必要?

サイトによって異なります。

pixivとノベルアップ+はシステム上の申告が必須で、カクヨムは推奨タグの使用を強く求めています。

小説家になろうやハーメルンは公式の明記ルールがない一方、読者との信頼を保つ観点から自主的な注意書きを入れる作者が増えています。

「義務がないからしなくてよい」ではなく、読者へのフェアな開示として検討してください。

Q. pixivのAI夢小説規約は?

メインのpixivサイトでは「AI生成作品」チェックをオンにすれば投稿できます。

ただしpixivリクエスト(依頼機能)とpixivFANBOXへのAI生成作品投稿は禁止されています。

また特定の作者の文体を模倣したAI作品の継続投稿も禁止のため、二次創作でも既存クリエイターの文体を意図的に再現する行為は避けてください。

詳細はpixiv公式ガイドラインで確認してください。

Q. AI夢小説の二次創作は投稿OK

投稿サイトの規約をクリアしていても、原作側のガイドラインで禁止されている場合があります。

二次創作はもともと著作権法上グレーゾーンですが、AI利用が加わることで原作公式が明示的に禁止するケースが増えています。

投稿前に原作の公式サイトで二次創作ガイドラインを確認し、AIへの言及がないか必ずチェックしてください。

Q. 補助的なAI使用も申告が必要?

カクヨムは「AI補助利用」タグで対応できます。

小説家になろうやハーメルンは補助利用への明確なルールはありません。

各サイトの定義では「本文の大部分をAIが生成した」場合が申告対象とされることが多く、プロット検討・校正への使用は対象外とするサイトが多いです。

ただしサイト側の解釈が変わることもあるため、最新規約の確認を習慣にしてください。

まとめ:サイトごとにルールは違う。一次ソースの確認を習慣に

主要投稿サイトのAI利用方針をまとめると、ざっくり3つのタイプに分かれます。

「申告すれば投稿OK」(pixiv・ノベルアップ+)、「補助利用なら可・タグ推奨」(カクヨム)、「明文規定なし・自主申告が現実的」(なろう・ハーメルン等)です。

ただ、どのタイプも「最新規約を見てから投稿する」は変わらない大前提です。

夢小説×AIの組み合わせは、自分の創作をAIでブーストする素晴らしい手段になります。

ルールを把握したうえで、安心して作品を届けていきましょう。

まずは自分がよく使う1〜2サイトの規約ページをブックマークするところから始めてみてください。

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この記事を書いた人

夜野のアバター 夜野 編集長

新人賞に7回落ちて、28歳で筆を折った人。その後フリーライターとして活動するなかでAIと出会い、「道具として使えば、書く時間が増える」と気づいた。ChatGPT・Gemini・Claudeを実際に試しながら、AIに頼らず自分の声で書くための使い方を研究している。作り手のクリエイティブが土台で、AIはあくまでそのブースター。Atelierの編集長。

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