夢小説の推しキャラ設定は、コピペで使い回せるテンプレートを1枚作っておくと、書き出しがいちばんラクになります。
「設定を考えてから書こう」と思うほど手が止まる。設定だけ作り込んで、肝心の文章が一向に書けない。そういう経験は、創作をしていれば一度はあるはずです。
この記事では、推しキャラと夢主のフォームを埋めるだけで今日から書き始められる設定テンプレートをまとめました。AIへの渡し方と、キャラブレを感じたときの直し方まで一緒に解説します。
設定を先に作ると何が変わるか
推しキャラ設定テンプレとは、夢小説を書く前に「口調・性格・関係性・登場背景」をまとめておく設定シートのことです。
設定を先に作っておくと、書くときの判断が減ります。
「このシーンで推しはどう反応するか」「夢主の気持ちをどう書くか」をゼロから考えると、文章を書く前に疲れてしまいます。
設定が決まっていれば、その場面での選択肢が絞られます。
「推しはこういう場面では素直じゃない」「夢主はここで一歩引く性格だ」。
そうわかっていれば、あとはその通りに文章を書くだけです。
設定は「作るもの」というより「見つけていくもの」に近いです。
「この推しはどんなとき笑うか」「何に弱いか」「夢主にだけ見せる顔はあるか」。
そういうことを考えながら設定を作る時間は、推しについて深く考える時間にもなります。
フォームを埋める作業そのものを、楽しんでみてください。
キャラブレを防ぐための設定
設定が決まっていると、AIへの指示が一貫します。
「口調:ぶっきらぼうだけど優しい」という設定があれば、毎回それをプロンプトに貼るだけです。
設定を作らずに毎回「推しっぽく書いて」と指示すると、AIが毎回違う解釈をするため、キャラの印象がバラつきます。
一度設定を作っておけば、何十シーン書いてもキャラが崩れにくくなります。
「前のシーンはクールだったのに今回は急に陽気」「口調がシーンによってまったく違う」といった、設定のない状態では起きやすいブレが防げます。
書き直しが減るぶん、本文に集中する時間が増えます。
設定をメモアプリやノートにまとめておけば、次のシーンを書くときもコピペ1回で始められます。
一度の手間が、その後の何十シーン分の時間を節約します。
書き出しで迷わない理由
設定が固まると、「何を書くか」ではなく「どう書くか」に集中できます。
「推しと夢主はどんな関係か」「この場面でお互いの感情はどちらに向いているか」。
それさえ決まっていれば、あとはシチュエーションを選んでAIに渡すだけです。
書き出しが「決まらない」のは、多くの場合、設定の決まっていないことが原因です。
「何から書けばいいかわからない」は「何を書くかが決まっていない」のと同じで、設定があれば解消されます。
設定テンプレを一つ持っておくだけで、書き出しへのハードルが大きく下がります。
「今日は何を書こうかな」と思ったとき、設定を開いてシーンだけ選ぶ。
それだけで書き始められる状態が作れます。

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推しキャラ設定テンプレ
推しキャラの設定は、AIに何度も渡すことになります。
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コピペで使い回せるように、一度だけ丁寧に作っておくのがおすすめです。
以下のフォームでは [推しの名前] の部分だけを書き換えてください。
残りは記入例を参考に、自分の推しに合わせて埋めていきます。
口調と性格だけでAIは文体を保てる
キャラクターの土台となる4項目です。
名前・作品・口調・性格の4つが揃えば、AIが文体の軸を持てます。
【キャラクター基本設定】
・名前: [推しの名前]
・出典作品: (作品名をここに)
・口調: (例: くだけた話し方、語尾は「〜じゃん」「〜だろ」)
・性格の要点: (例: 素直じゃないが誠実。感情が顔に出やすい)Code language: plaintext (plaintext)
記入例(架空キャラ「橘 陸」の場合):
【キャラクター基本設定】
・名前: 橘 陸
・出典作品: 架空の学園モノ
・口調: 短く端的。敬語は使わない。照れると余計に素っ気なくなる
・性格の要点: 頑固で不器用だが、仲間への思いやりは人一倍あるCode language: plaintext (plaintext)
口調の欄は、行動や反応で書くと伝わりやすくなります。
「笑顔が多い」という性格の説明より、「褒めるときは必ず遠回しになる」という行動の説明のほうが、AIが文体を掴みやすいです。
「〜するとき、こうなる」の形で書くのがコツです。
迷ったら推しのセリフを思い浮かべて、そのキャラらしい言い回しの特徴を1〜2文で書いてみてください。
原作の癖を1〜2個で「らしさ」が出る
口癖と行動パターンは、推しらしさを出すための隠し味です。
原作にある小さな癖や言い回しを1〜2個入れておくと、AIが出力する文章に「らしさ」が出やすくなります。
【口癖と行動パターン】
・口癖: (例: 語尾に「…まあ、いいけど」「別に」がつく)
・感情が高まったときの行動: (例: 視線を逸らす、声が低くなる)
・嬉しいときの行動: (例: 少しだけ無愛想が和らぐ、短く笑う)Code language: plaintext (plaintext)
記入例:
【口癖と行動パターン】
・口癖: 「…まあ、いいけど」「そういうことにしといてやる」
・感情が高まったときの行動: 視線を逸らし、腕を組む
・嬉しいときの行動: 口元がわずかに緩む。短く「そうか」と言うCode language: plaintext (plaintext)
行動パターンは「AIには見えていない情報」です。
AIが参照できるのは公開された情報だけなので、原作にある細かい仕草や自分だけが気づいた描写を入れることが、「らしさ」を生む最大の手段になります。
「このキャラはこういうとき絶対に〇〇する」という自分の解釈を、遠慮なく書き込んでください。
他の誰かの夢小説と差が出るのは、こういう細部の積み重ねです。
推しの夢主への接し方がシーンを決める
推しが夢主にどう接するかは、シーンの雰囲気を決める重要な設定です。
「好意的」「ツンデレ」「距離を置く」「意識しているが素直じゃない」など、関係性の段階によって変えてください。
【夢主への態度】
・基本スタンス: (例: ツンデレ。素直に好意を出さない)
・距離感: (例: 物理的に近いが、言葉では素直じゃない)
・夢主の存在をどう思っているか: (例: 気になっているが認めたくない)Code language: plaintext (plaintext)
記入例:
【夢主への態度】
・基本スタンス: ツンデレ。素直に「助けたい」と言えない
・距離感: 気づいたら近くにいるタイプ。でも声をかけるのは遅い
・夢主の存在をどう思っているか: 特別だとわかっているが、言葉にできないCode language: plaintext (plaintext)
この欄を「好意的」と書くか「ツンデレ」と書くかだけで、同じシーンの文章がまったく変わります。
「どんな距離感の2人が見たいか」を先に決めてから埋めると、設定が自然にまとまります。
書き始めに迷ったら、まずここだけ決めてみてください。

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設定をAIに渡して一緒に書く
設定テンプレが揃ったら、シチュエーションを加えてAIに渡します。
「設定+シーン」のセットを渡すのが基本の形です。
プロンプトが複雑になる必要はありません。
設定フォームを貼って、場面と感情の方向性を一言添えるだけで動けます。ChatGPT・Claude・Gemini、どのAIも同じように対応できます。
設定+シーンを渡せばプロンプトは短い
以下がコピペで使えるプロンプト雛形です。
[キャラクター設定] と [夢主設定] の箇所に、作成した設定を貼り付けてください。
以下の設定で夢小説を1シーン(400〜500字)書いてください。
[キャラクター基本設定をここに貼る]
[口癖と行動パターンをここに貼る]
[夢主への態度をここに貼る]
[夢主設定をここに貼る]
[出会い方・関係の発端をここに貼る]
【場面】
・時間・場所: (例: 放課後の教室、2人だけ)
・状況: (例: 課題の提出を手伝ってもらった後)
【感情の方向性】
・推し側: (例: 気にかけているが言葉にできない)
・夢主側: (例: ありがたいけど、少し照れくさい)
文体は三人称、セリフと地の文を交えて書いてください。Code language: plaintext (plaintext)
このプロンプトを毎回使うのが手間に感じる場合は、メモアプリに設定部分だけ保存しておくと便利です。
次回は「場面」と「感情の方向性」だけ変えれば、同じ設定でどんどんシーンを書けます。
「なんか違う」は口調設定を見直す
出力を読んで「なんか違う」と感じたら、まず口調を確認します。
推しが使わない言葉遣いやセリフ回しが混じっていることが多いです。
修正前:「ありがとう。助かったよ」と[推しの名前]は微笑んだ。
修正後:「…まあ、間に合ったならいいけど」と[推しの名前]は視線を逸らした。
変えた箇所:
- 「ありがとう」→ 素直な感謝を言わない言い回しに変更
- 「微笑んだ」→ 視線を逸らす(ツンデレらしい行動)に変更
修正前は「素直に感謝を伝えるキャラ」の口調になっています。
ツンデレ設定の推しなら、こういう場面でも直接的な言葉を使いにくいはずです。
こういうズレは、「口調設定が具体的でなかった」ことが原因になることが多いです。
修正後の出力が出なかったら、口調の欄に「〜のとき、〇〇という言い方をする」と具体的な例文を追加してみてください。
「この人はこういう言い方をしない」、その違和感が一番信頼できる編集眼です。
セリフ1本を直すだけで、キャラクターの体温が変わります。
直し方がわからなければ、「この場面で推しなら何と言うか」を先に自分で考えて、それをAIにそのまま渡す方法もあります。


よくある質問
Q. 設定テンプレはどう作ればいい?
この記事のフォームをコピーして、[ ] 内を自分の設定に書き換えるだけで完成します。
最初は「口調・性格の要点・夢主との関係」の3点だけ埋めれば十分です。
書きながら「ここの設定が足りない」と感じたときに追加するほうが、自然に育ちます。
Q. 設定が多すぎてもダメ?
多すぎると文章の焦点がぼやけます。
AIは渡した設定をすべて反映しようとするため、設定が多いほど説明的な文章になりやすいです。
夢主設定は「名前・立場・関係」の3点を優先して、残りは書き進めながら追加してください。
Q. AIに毎回設定を渡すの?
基本的には渡します。AIは新しいチャットを開くと設定をリセットすることが多く、毎回貼り付けるのが確実です。
ChatGPTの有料プランなどではメモリ機能で一部を記憶できますが、完全ではないため、メモアプリに設定をまとめておくのがいちばん安定します。
「設定テンプレ」の名前でメモを1つ作っておくだけで、次回からコピペ1回で始められます。
Q. スマホでの設定の保存場所は?
iPhoneはメモアプリ、AndroidはGoogleドキュメントやメモ帳が使いやすいです。
AIアプリを開いたまま別アプリで設定を開けばコピーできます。
「推しキャラ設定」「夢主設定」とタイトルをつけたメモを各1つ作っておくだけで、次回からスムーズに使えます。
Q1. 推しと一番書きたいシーンは?
Q. 夢主の名前はいつ入れればいい?
名前変換を使う場合はプロンプトに「名前変換対応。
本文中は○○と呼ぶ」と書き添えると、プレースホルダー形式で出力されます。
名前を固定する場合は設定の「名前」欄に直接入れるだけです。
名前を決めていない段階では「主人公」と書いておいて、後から差し替えることもできます。
まとめ
設定テンプレを一つ持っておくだけで、書き出しがずいぶんラクになります。
渡す情報は最小限でいいです。
推しキャラは「口調・性格・夢主への態度」、夢主は「名前・立場・関係」の3点。
それだけで、AIへの指示に一貫性が生まれます。
設定は完成させてから書き始めるものではありません。
書きながら「ここが足りない」「この設定を加えたい」と感じたときに足していく。
そのほうが、自分の作品に合った設定に育っていきます。
最初は完璧に埋めようとしなくていいです。
まずは推しキャラの「口調」だけ、今日決めてみてください。
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