夢小説や二次創作でAIを使いたいのに、サービスが多すぎてどれから試せばいいか分からない方は少なくありません。
無料で始めたい、キャラの口調をちゃんと再現したい、長編でも設定を忘れてほしくない。
目的によって向くサービスが変わるので、選ぶ前に比べてみるのがおすすめです。
この記事では、夢小説・二次創作・小説執筆の視点でAI創作サイト・ツールを7つ比較しました。
日本語特化サービスから汎用AI、無料で使える範囲まで、用途別の選び方もまとめています。
自分に合う1本を見つける参考にしてみてください。
✦ 夢小説プロンプトジェネレーター
選ぶだけで、AIに渡せるプロンプトが完成します
STEP 1 / 5
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✦ 生成されたプロンプト
📝 このプロンプトとテンプレートの違い
このツール(無料)
- ジャンル・シーン・雰囲気を設定
- 基本的な執筆ルール
- AIっぽい表現を避けるヒント
テンプレート(¥500)
- 感情の4段階アーク設計
- 禁止表現リスト(完全版)
- 代替表現の具体的手法
- 場面ごとの選択肢付き設計
- 5,000字前後の高精度出力
創作向けAIの選び方
「何のためにAIを使うか」で、選ぶサービスが変わります。
夢小説・二次創作はキャラ設定の自由度が決め手になります
夢小説や二次創作がメインなら、キャラクターの設定を細かく渡せるかどうかが最初の判断基準です。
推しの口調・関係性・世界観をAIに正確に伝えられないと、どんなに文章力の高いAIでも「なんか違う」出力になります。
長編小説を書きたいなら、文脈を長く保持できるかもポイントです。
アイデア出しやプロット作成が目的なら、どのAIでもある程度使えます。
この場合は「無料でどれだけ使えるか」を基準にするのが現実的です。
課金は1〜2週間の無料体験後がベストです
どのサービスも、まずは無料プランで試してから課金するのが基本です。
自分の書き方やプロンプトの出し方によって、向き不向きは変わります。
「課金したけど全然使いこなせなかった」を防ぐために、1〜2週間は無料で試す期間を作るのをおすすめします。

日本語特化の創作向けAIサイト2選
日本語でそのまま使える、創作特化のサービスを2つ紹介します。
汎用AIとは違い、日本語の小説らしい文体や感覚で設計されているのが特徴です。
AIのべりすとは日本語小説の「雰囲気」を出すのに向いています
AIのべりすとは、日本語小説に特化して開発された創作支援AIです。
文庫本に換算すると約174万冊分のテキストデータで学習しており、日本語の小説らしい文章が自然に出やすい設計になっています。
無料プランでも月に一定回数まで使えます(2026年2月時点では機能制限あり)。
有料プランでは「キャラクターブック」機能が解放されます。
何も考えずに書き出しを入力するだけで、和風・現代・ファンタジーの雰囲気に合った続きが生成されます。
文章の方向性をコントロールするのは難しく、長い設定を渡しても反映されにくい場面がありました。
設定の細かい制御より「文章の雰囲気を出したい」用途に向いているサービスです。
夢小説の「情景描写」を膨らませたいときに重宝します。
評価は◎です。
AI BunChoはAIとのリレー小説が楽しい、独自体験を持つサービスです
AI BunChoは、日本語創作に特化したパラメータ60億規模の言語モデルを搭載したサービスです。
「AIリレー小説」機能で人間とAIが交互に書き継ぐ体験ができるのが独自の特徴で、登録無料で試せます(高度な機能は有料)。
「この続きをAIが出力してくれて、そこから私がまた書き継ぐ。」この往復の感覚は、他のツールでは味わいにくいものです。
日本語に特化した設計なので、文脈に自然になじんだ文章が生成されます。
ただ、キャラクターの細かい設定を渡しての制御は、ChatGPTやClaudeと比べると融通が利きにくい印象です。
キャラクター設定の細かい制御が難しいため、「推しの口調でないと納得できない」タイプの方には向きにくいかもしれません。
「AIとの共同執筆」感覚を楽しみたい方に向いています。
評価は△です。

汎用AIで二次創作・夢小説に使えるおすすめ3選
「創作専用」でなくても、汎用AIは二次創作小説ツールとして十分使えます。
細かいキャラ設定を渡したり、複雑な世界観を作り込んだりする自由度は、汎用AIのほうが高いケースが多いです。
ChatGPTはキャラの口調指定に最も素直に従うAIです
ChatGPTは、日本語の創作用途で最も広く使われているAIです。
無料版でも基本的な文章生成は動きます。
柔軟な文体調整ができ、「〇〇のような口調で」「○○風に書いて」と指示すると比較的忠実に従います。
過激な表現や暴力シーンはコンテンツポリシーで制限される点には注意が必要です。
二次創作で原作のシリアスな場面を再現しようとして弾かれた経験もあります。
プロンプト例:
【キャラ設定】
名前: 凛(オリジナルキャラ:クールな先輩)
性格: クールで口数が少ないが、主人公だけに本音を話す
口調: 短く、「〜だ」「〜か」で終わることが多い
口調サンプル:「別に、気にするな」「お前は、うるさいな」「……そうか」
凛が主人公の手を握る場面を200字で書いてください。
感情は直接書かず、所作と間で表現すること。Code language: plaintext (plaintext)
出力例(ChatGPTで生成):
凛の手が伸びてきた。
迷いのない、短い動作だった。
指が触れた瞬間、ほんの少し、力が込められた気がした。
(※ 出力は毎回変わります)
プロンプトのコツ: 「感情は直接書かず」「所作で表現」のように、書き方の制約を加えると、AI特有の説明過多が減ります。
口調サンプルは実際のセリフを2〜3つ書くのが効果的です。
Claudeは長編執筆で設定を忘れにくく、一貫性を重視するなら向いています
Claudeは、長文の一貫性と文体の自然さが強みのAIです。
長編小説のプロット設計から文章生成まで、一貫した流れで作れます。
コンテキストウィンドウが大きく、序盤に渡したキャラ設定を終盤まで忘れにくい特性があります。
際どい表現への制限はChatGPTと同様にあります。
使い分けとしては、長編のプロット設計や一貫したキャラ描写はClaude、短編の書き出しを素早く試したいときはChatGPTが合います。
二次創作小説をAIで書くなら、ClaudeとChatGPTを目的別に使い分けるのがおすすめです。
GeminiはGoogleアカウントだけで始められる、入門に最適なAIです
GeminiはGoogleが開発した汎用生成AIです。
日本語への対応が強化されており、Googleアカウントがあればすぐ使えます。
現時点の無料版でも長文が安定して生成できます。
特定ジャンルの創作では文章が平坦になりやすい傾向がありますが、プロンプト次第で十分使えます。
夢小説での使いやすさは○。
プロンプトに「情感を大切にした文体で」「キャラクターの内面から描写してほしい」と指定すると、雰囲気のある文章になりやすいです。
「まず無料で何か試したい」ときの最初の1本として最適な選択肢です。
用途別に3つを使い分けると迷いが減ります
| 用途 | 向いているAI |
|---|---|
| 夢小説・短編 | ChatGPT or Claude |
| 長編・一貫性重視 | Claude |
| 完全無料で試す | Gemini |
夢小説・二次創作向けのAI活用法
AI夢小説サイトやツールを選んだあとは、「キャラ設定をどう渡すか」がカギです。
設定の渡し方が曖昧なまま使うと、全員が同じ口調・同じ展開になります。
口調サンプルを3パターン渡すとキャラがブレなくなります
システムプロンプト(AIへの初期設定)でキャラ設定を固めてから、本文生成に入るのが基本です。
以下のテンプレートをコピーして、使いたいキャラの情報に書き換えてください。
【キャラクター設定】
名前: [キャラ名]
性格: [性格の特徴を3〜5つ]
口調サンプル: 「[普段のセリフ例]」「[照れたときのセリフ例]」「[怒ったときのセリフ例]」
主人公との関係: [関係性と距離感]
【場面設定】
場所: [場所]
状況: [状況の説明]
上記の設定で、[キャラ名]が主人公に話しかけるシーンを400字で書いてください。Code language: plaintext (plaintext)
口調サンプルには実際のセリフを入れることが重要です。
「丁寧語を使う」より「『ありがとうございます、お気遣いいただいて』のような話し方」のほうが、AIの出力がずっと自然になります。
口調を「普段」「照れたとき」「怒ったとき」の3パターンで渡すのが効果的です。
「怒ったとき: 黙れ、うるさい」「照れたとき: ……別に、なんでもない」のように感情ごとのサンプルを入れると、AIが感情の幅を理解して書き分けてくれます。
「全キャラ同じ口調」を防ぐにはセリフ例が抽象設定より何倍も効きます
よくある失敗が「全キャラが同じ口調になること」です。
設定に「性格: 優しい」としか書かれていないと、AIはデフォルトの「丁寧で優しい文体」で全員を書いてしまいます。
抽象的な設定の言葉より、具体的なセリフ例のほうが何倍も効果があります。
実際に試すと、口調を3パターン分の実例で渡すだけで出力の変化がはっきり分かります。
感情ごとのセリフサンプルを入れると、AIが感情の幅を理解して書き分けてくれます。
投稿サイトごとにAI利用ルールが異なるので必ず確認してください
AI生成の文章を投稿サイトに掲載するには、各サービスのガイドラインを確認する必要があります。


AI創作サイト7つを用途・無料・有料で比較
ここまで紹介した7サービスを一覧表で比較します。
無料で試せるものから始めるのが、失敗しない選び方です。
日本語特化の2サービス
| サービス | 無料範囲 | 有料プラン目安 | 夢小説向け | 得意な用途 |
|---|---|---|---|---|
| AIのべりすと | 機能制限あり | 月1,199円〜 | ◎ | 情景描写・雰囲気づくり |
| AI BunCho | 基本機能無料 | 高度な機能は有料 | △ | リレー小説・プロット作成 |
汎用AIの3サービス
| サービス | 無料範囲 | 有料プラン目安 | 夢小説向け | 得意な用途 |
|---|---|---|---|---|
| ChatGPT | 回数制限あり | Plus 月20ドル前後 | ○ | キャラ口調指定・短編 |
| Claude | 回数制限あり | Pro 月20ドル前後 | ◎ | 長編・キャラ設定記憶 |
| Gemini | 制限ゆるめ | Google AI Pro 月2,900円 | ○ | 無料で長文OK・入門向け |
その他2サービス
| サービス | 無料範囲 | 有料プラン目安 | 夢小説向け | 得意な用途 |
|---|---|---|---|---|
| NovelAI | なし(有料のみ) | 月10ドル〜 | ○ | NSFW対応・自由度が高い |
| Writingmate | 無料枠あり | 月9.99ドル〜 | △ | 英語圏向け・多機能 |
AIのべりすとは日本語小説に特化している分、文章の「らしさ」が出やすいのが強みです。
ChatGPTとClaudeはキャラ設定の自由度が高く、細かい指示への対応力があります。
GeminiはGoogleアカウントだけで使えるため、「まず何か試したい」最初の1本に向いています。
NovelAIは有料のみですが、表現の自由度が高く、海外の夢小説(Reader-Insert)コミュニティでも人気があります。
Writingmateは英語圏向けの多機能ツールです。
日本語精度は他サービスより劣りますが、英語で創作したい場合や多言語対応が必要な場面では選択肢になります。
日本語メインの創作であれば、本記事で紹介した他のツールを優先してください。
創作用途であれば、全部無料で試して「この書き方に合うな」と感じたものに課金するのが、後悔が少ない選び方です。
課金前に「1週間以上、無料で使い続けたか」を確認してから判断するのをおすすめします。

AIで創作するときの注意点
AIと一緒に創作を始めるうえで、知っておきたいポイントをまとめました。
AI生成のみでは著作権が発生しないため人間の関与が必要です
AIが学習データに使用している素材には、既存の小説・漫画・アニメの二次的著作物が含まれている可能性があります。
現行の日本の著作権法では、AI生成物のみの場合は著作権が発生しないとされています。
ただ、人間が創作的に関与した部分については著作権保護の対象になり得ます。
文化庁が2024年3月に公表した「AIと著作権に関する考え方について」が一次ソースです。
2024年7月には、より実践的な「AIと著作権に関するチェックリスト&ガイダンス」も文化庁のウェブサイトで公開されています。
二次創作でAI生成文章を使う場合は、原作者の意向・投稿サイトのルール・著作権法の3点を確認するのがおすすめです。
自分の声を吹き込めば「自分の作品」になります
AIが生成した文章をそのまま使うと、読者に「なんとなく均質な文章だな」と感じさせてしまうことがあります。
AI特有のパターンとして多いのは、すべての文章が同じ長さになること、感情を直接書きすぎること、段落の構造が均一になることの3点です。
これらは人間が手を入れることで改善できます。
AIを「1.5稿目」として使い、仕上げは自分でやる意識が長続きのコツです。
自分の声を吹き込むことで、AIの出力があなたの作品に変わります。
「相棒」として使うと愛着のある作品が手元に残ります
AIに全部任せると、読み返したときに「自分の作品じゃない感」が出てくることがあります。
AIは「アイデアを出してもらう相手」や「詰まったときに話しかける相棒」として使うと、一番しっくりきます。
たとえば「このシーン、主人公が泣くか我慢するかどちらが自然?」と聞くだけでも、選択肢を整理する道具として機能します。
完成した文章をAIから受け取るより、こうした小さな相談を積み重ねる使い方のほうが、手元に残るものに愛着が持てます。


よくある質問
Q. AI創作サイトで無料で使えるものはありますか?
AIのべりすと・Gemini・ChatGPT(無料版)・Claudeがいずれも無料で試せます。
機能制限や生成回数の上限はありますが、使い心地を確かめる分には十分です。
GeminiかChatGPT無料版から始めると、最初の一歩として動きやすいでしょう。
Q. 夢小説を書くのに向いているAI創作サイトはどこですか?
キャラ設定を細かく指定できるChatGPTやClaudeが向いています。
AIのべりすとも日本語小説らしい文体が自然に出るため、情景描写を膨らませたいときに効果的です。
用途に合わせて2〜3つを組み合わせる使い方も、十分選択肢になります。
Q. 夢小説を作ってくれるAIサイトはありますか?
ChatGPT・Claude・AIのべりすとなどに「キャラ設定+場面指定」のプロンプトを渡すと、夢小説の場面を生成してくれます。
専用の夢小説生成サービスは現時点では多くありませんが、汎用AIに設定を渡すだけで十分な出力が得られます。
この記事で紹介しているテンプレートを使うと、コピペだけで生成を始められます。
Q. AI創作サイトで二次創作を書いても問題ありませんか?
使うこと自体は問題ありませんが、生成した文章をそのまま投稿サイトに掲載するには各サイトのガイドラインの確認が必要です。
pixivやなろうなど主要サイトはAI生成物に関するポリシーを持っています。
必ず最新の規約をご確認ください。
Q. AIのべりすととChatGPTはどちらが小説に向いていますか?
日本語小説らしい雰囲気が自然に出るのはAIのべりすとです。
細かいキャラ設定を渡して思い通りに書きたいならChatGPTやClaudeが向いています。
短編の情景描写はAIのべりすと、キャラの会話や感情シーンはChatGPTのように使い分けるのも手です。
Q. AI創作サイトで生成した小説は自分の著作物になりますか?
現在の日本の著作権法では、AI生成のみの文章には著作権が発生しないとされています。
人間が創作的に関与した部分(設定の考案、文章の編集・加筆など)については著作権保護の対象になり得ます。
詳細は文化庁の公式見解をご確認ください。
Q. スマホだけでAI創作サイトは使えますか?
ChatGPT・Claude・Geminiはスマホアプリとブラウザのいずれでも利用できます。
AIのべりすとやAI BunChoもスマホブラウザ対応です。
通勤や休憩時間にちょっとした場面を書くだけなら、スマホだけでも十分に創作を楽しめます。

まとめ
AI創作ツール・サイト選びで大切なのは、「キャラ設定をどう渡せるか」と「自分の書き方に合う操作感かどうか」の2点です。
万能な1本を探すより、目的に合ったツールを選ぶほうが結果的に近道になります。
どのツールにも得意・不得意があるので、比較表だけで決めず実際に触ってみることをおすすめします。
迷ったら、まずは無料で試せるGeminiかChatGPT(無料版)から始めてみてください。
1シーン書いてみるだけで、自分に合う操作感がはっきり見えてきます。
課金を検討するのは、そのあとでも遅くありません。
もし「プロンプトを自分で考えるのは大変」「もっとすぐ使えるものがほしい」と感じたら、夜野が実際に使って仕上げたテンプレート集も覗いてみてください。
コピペして推しの名前を入れるだけで動く15本セットです。
この記事で紹介した本
記事の内容をさらに深めたい方におすすめの書籍を紹介します。
AIで小説を書くことを「創造性を拡張する道具を使う」として捉え直した実践書。
ChatGPTやClaudeなどのツール選択から、文章の質を高める実践的な手順まで体系的に解説しています。
AIの書き方を教えながら、創作の本質も語る異色の教科書。
「AIと一緒に書く」ための思考を丁寧に育てたいクリエイターに向いています。
プロ作家とストーリーデザイナーによるChatGPT創作活用ガイド。
プロンプトの雛形が豊富で、コピペして使えるものが多く、すぐに実践できます。
※本記事にはAmazonアソシエイトのリンクが含まれています。


